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愚者の曲解

伺水の雑記。

「こだわり」と「優秀であることの証明」

その他 仕事のこと

技術者(プログラマー)の持つこだわり

「こだわり」について会話する機会がありましたので、
それについての思考整理です。

www.atmarkit.co.jp

上記の記事は、プログラマーのこだわりについての内容で、
あるプログラマーさんとの会話のタネになったものです。

語弊がないように、記事にあるようなこだわりを、
すべての技術者(主にプログラマー)が持っているわけではありません。
ただ、記事に書かれているようなこだわりを持っているプログラマーに、
私は多く出会った(見かけた)という実感はあって、
何にこだわるかはもちろん、プログラマーでも多様にあります。

書かれているコードが美しい(きれい)であるとか、
最新の高度な技術を使って組まれていることに、
こだわりを持つプログラマーは少なくありません。
ただ、システム利用者としての観点だと、
この価値はまったくと言っていいほどわからないんですよね。

私は幸いというか、元プログラマーですので、
プログラマー側の気持ちも、利用者側の気持ちもわかるつもりです。

システム利用者の観点

利用者が認識できる価値とは、目的が達成できるのかどうかのみです。
あとは、どれだけ便利であるかとか、楽にできるとか、
そういうことが付加価値として入ってくる程度です。

システムの動きを見ているだけでは、
きれいに質良く書かれているプログラムなのか否かはわかりません。
だから、それがきれいに書かれていようが、汚く書かれていようが、
利用者としてはどうでもいいことなんです。

《ちなみに…》
利用者というと、いわゆるお客さんなイメージがありますが、
仕事場を見てみると、つくられたシステムを使って作業をしている人がいますが、
この人らもシステム利用者です。

仕事のシステムをつくっている人と、そのシステムを使って仕事をしている人との、
「こだわり」によるいざこざって、結構見かけます(笑)

優秀であることの証明

「こだわり」はどの人にも、何かしらあると思いますが、
この記事に書かれているようなこだわりは、何故出てくるんでしょう!?
思考整理してみるきっかけになった疑問です。

そこで考えてみて出てきたことは、優秀であることの証明なのかな!?

仕事によってもらっている収入は、人によって違います。当たり前ですけど。
それは何の差かと言われれば、その仕事において優秀か否かです。
優秀な人はたくさんもらえるし、そうでない人は多くはもらえません。
仕事している以上、優秀であると評価されるようにがんばりますね。私もそうです。

この「こだわり」も、そのためにあるのかな!?と思いました。
例えば、営業の仕事であれば、今月??件取りましたー!
というとてもわかりやすい指標があります。

これと同じで、

  • きれいなプログラムが書けます(ので、能力が高いです)
  • 高度な技術を使って作れます(ので、能力が高いです)

このほかにも、

  • 早く作る(納品する)ことができます(ので、能力が高いです)

プログラマーなので、気持ちはよくわかります。
プログラマー同士を比較する話になると、その軸になるものはこれらの事項です。

私の場合は、コードをきれいに書きたいとか、高度な技術を使いたいとか、
そういう類のことは全く考えない方でした(笑)
まあ、動けばいいじゃない、と思っていたくらいなので、
同士の中では残念なグループに入っていたのかも(苦笑)

評価(されること)のコントロールは難しい

ただし、実際の能力を評価するのは、他のプログラマーさんではありません。
社長だったり、上司だったり、クライアントだったりします。
評価者がプログラムのことをよく知っている人であれば良いのですが、
まったくの無知であることも少なくありません。

結構切ないですけど、これらの優秀である証明材料は、
評価者に届いてないということは、
身の回りを見ても結構あるのではないかと思います。

最後に、それは理不尽なことなんだろうかと考えました。
成果主義であるとか、わかりやすい指標にして能力評価することは、
どこの会社でも行われていることだと思います。

私も小さな会社の経営に、多少なりとも関わっている人間ですので、
その観点で言うならば、能力評価ってむちゃくちゃ難しいです。
会社によって価値の観点が違うのは当然ですし、
小さな会社だと、同じ役割の人が2人いなかったりするので、
比較のしようがないというケースも少なくないと思います。

ただ、少なくとも、プログラマーにしても、デザイナーにしても、営業にしても、
現場の人たちだけで計る指標が、絶対に正しいとは思いません。
価値は、求められていることに対して、どれだけ適切な答えを出すかだと、
今の仕事、会社を通じて、今の私は考えてますかね。

なーんてことを考えた、とある日のランチタイムでした。
最後は「こだわり」ではなく、「(能力)評価」の話になってしまいました。
優秀であることの証明は、まったくしないのでは、
ご飯が食べていけるかに関わってくるので、
他人事ではない難し~いテーマですね。Σ(´∀`;)

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